炸裂する
弾
異様空
飛びカジキ
刺さり狂うクジャクの群達
滞在を強制するクリムトの恋人の様な画家の住む六本木の高層マンションからの、夜景からの逃亡
眼圧は上がり、非常階段をのたうち回りながら、眺めてみた
クジャクの羽と血液は、カジキのウロコと混ざり息を止めた
もはや死んでもいい
知力を極限まで抜き取られた暴力組織の末端は、わけのわからない単位を見せられて、のぼせ上がった頭を手すりにこすりつけながら左手を切った
俺の血が入るといけないんです
一瞬のバランスの崩壊
わからない人だ
持っていたお気に入りの傘をあげて、そっと背中を押してあげる
色々気付いた方がいい
新世界が始まる前に